“献立疲れ”は気のせいじゃない…「ディシジョン・ファティーグ」とは?オバマ元大統領の“ワザ”が解決策に?「予想以上に脳のエネルギーを費やしている」脳科学者が解説 わたしとニュースたんぽぽ,白鳥久美子 2025/11/30 08:00 拡大する つらい毎日の献立作り…実は脳に負担がかかっていた?ハーバード大医学部の准教授が解説する。 ナイル株式会社による調査では「毎日の献立を考える」ことが、食事の支度で最もストレスに感じるものだとわかった。ではなぜ多くの人がそのように感じるのだろうか。 ハーバード大学医学部准教授・内田舞氏は以下のように解説する。「脳の中で一番エネルギーを使うのは、何かの決断をするためのプロセスだと言われている。献立においても、『今日は何を作ろうかな』『これを作るのなら副菜はこれかな』『今、旬なのは何かな』『子どもたちが食べないものは何だろう。これなら食べてくれるかな』など、実はいろいろな判断や予測、準備や予防のようなものが全て凝縮されている。その過程は、予想以上に脳のエネルギーを費やしている」(内田舞氏、以下同) 続きを読む