「1番楽しみにしていた方」「なぜバスケ辞めて渡米?」
大内麻衣(株式会社ワコール 人事部 人財・組織開発担当):チェスにすごく時間を投資されていますが、チェスのどこに惹かれているのですか?
ジョンソン:運が介入しない点が個人的には魅力です。僕は娯楽が好きで麻雀やポーカーなどもしますが、運で負けてしまうことがあります。でもチェスには運の介入が一切なく、根本的にすごく負けず嫌いな自分の性格に合っています。
桂俊成(株式会社ベクトル 執行役員):今日1番楽しみにしていた方だった。高校2年生の時にバスケットボール部でキャプテンとして準優勝している。なぜ途中で辞めて渡米したのですか?
ジョンソン:本当にずっとバスケットボールをやってきました。でも高校3年になって自分の進路を考えた時に自分の道はバスケットじゃないと気づきました。では、自分ってどんな人間なんだ? エネルギッシュさや国際力を考えた時に『そうだ、アメリカに行こう』と。すごく怖かったですが高校3年生の4月に自主退学して、結果が出るかわからないアメリカに自分でバイトして片道切符を買って行きました。アメリカに着いてからも年齢の関係で『夜間の学校にしか行けないかも』と言われましたが、学校長にアピールして、どうにかして道をこじ開けました。
松島征吾(Zenken株式会社 取締役):あなたの人間性が今ぶっ刺さってます。これから何をやりたいですか?
ジョンソン:関わりたいことは3つあります。1つはコンサルタント。たくさんの業界でいろいろなお客様にしっかり最後までバリューを届けたいです。次に金融。僕から見るとやはり金融はすごくダイナミックでかっこいい。そこに携わって世界を動かすような仕事をしたい。最後に人々の娯楽をより幸せな時間にできるようなことをしたいです。

