小野田紀美経済安保・科学技術政策担当大臣の2日の閣議後会見において「牛乳」にまつわる笑いが起きた。
会見冒頭、小野田大臣が現れると同時に記者たちからは笑いが起きた。
小野田大臣の会見の席には大きな牛の置物の他、机を覆い尽くすほどの量の様々な乳製品が用意されており、小野田大臣もこの“異様な光景”に笑顔を見せた。
小野田大臣は照れ隠しをするように「はい、おはようございます!」といつもよりも大きな声で挨拶し、その後は第80回総合科学技術・イノベーション会議開催などについて報告。
その後、「鈴木農林水産大臣からお声がけをいただきまして、私からもお願いがございます。ちょっと失礼させていただきます」と牛乳の入ったコップを手に取って飲み、「はぁー」と満足そうな笑顔を見せた。
小野田大臣は「普段はここでお水をいただくところでございますけれども、今日は地元の岡山の蒜山ジャージー牛乳をいただいております。例年、寒さが増す季節になりますと牛乳の消費が極端に落ちてしまいます。牛乳として消費されない分はヨーグルトなどに加工されるんですけれども、近年はその需要もちょっとふるわない状況になっています。牛乳の安定供給を確保していくためには牛乳、ヨーグルトの需要回復が急務ですけれども、まずは皆さんにこのことを知っていただくことが重要ということで所管外ではあるんですけれども、農林水産大臣からの命を受け、飲ませていただいております。私自身も普段から飲んではいるんですけれども、あえてこの場でも率先して牛乳を飲み、ヨーグルトを食べることで、酪農家の皆さんを応援していきたいと思います」とコメント。
さらに「ここで全部飲んでいいっていうので飲ませていただきます」とコップに残った牛乳を飲み干し「はぁー、うま!」と一言。その飲みっぷりに記者からは「おおー」と感嘆の声が上がり、「ヒゲ大丈夫ですかね?」と話し記者から再度笑いを誘った。
続けて「参議院の方は農林水産委員会で牛乳を飲むような文化もあったりするんですけれども」と明かし「ミルクをみんなで飲んでくれたらいいなと思います」と訴えた。
小野田大臣「これだけ持って帰ります。美味しいんでね」
