当時新人だった俳優・斎藤晴彦とともに「おい、あんなに変えていいのか」「おもしろいからいいじゃない」と話題になってたと振り返り、「型を全部壊して、すごい役者だなと思った」「やっぱり違うな、自分の意思を持って、自分のやりたいようにきちっと出すって」とニューヨーク留学経験のある黒柳を大絶賛。「(規制の多い日本の演劇界で)やり通して、それで本当に面白くなったんだから」と興奮を隠せない様子だった。
そして山本が「この人と芝居してみたいなって(思っていた)」と打ち明けると、黒柳は「なんだ!その時に仰ってくださっていればよかったのに」と残念な様子。山本が「僕は遠慮っぽいんですよ」とたじろいでみせると「私はあなたのことは怖い人だと思ってた」と反論し、爆笑していた。
(『徹子の部屋』より)

