ウクライナ侵攻やガザ地区での戦闘によって、世界の軍事企業の売上高が過去最高となる中、中東のエジプトで軍事兵器の国際展示会が開かれました。
「最近の中東の争いの中でも無人機が注目されています。実際にウクライナで使用されている無人機は、カメラの部分を取り外し、武器を装着することもできます」(松本拓也リポーター)
エジプトで1日から始まった国際展示会には、86カ国から450社の企業が参加しています。ロシアのウクライナ侵攻やガザ地区の戦闘をめぐって需要が高まり、世界の軍事企業上位100社の去年の売上高は過去最高となっています。参加した企業からは、今後需要はさらに高まっていくとの声が聞かれました。
「ドローンやUAVと聞くと、カメラや監視用途だけを思い浮かべがちです。しかし現在では無線中継・通信中継・追跡。例えばアフリカの公園で密猟者捜索などにも活用できます」(アメリカ企業の担当者)
この企業の担当者は、軍事兵器が停戦が発効したガザ地区で物資の略奪などを監視するのにも一役買うと語りました。(ANNニュース)
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