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【映像】頭部直撃の強烈スパイク 直後に人気選手が…
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SVリーグ】クインシーズ刈谷 1ー3 ヴィクトリーナ姫路(11月29日・女子第8節)

【映像】頭部直撃の強烈スパイク 直後に人気選手が…

 女子バレーで強烈なスパイクが相手レシーバの頭部を直撃し、ボールが大きく後方に弾け飛んだ。直後、注目の人気選手がネットを越えて見せた振る舞いに反響も相次いだ。

大同生命SVリーグ女子の第8節、ヴィクトリーナ姫路は敵地でクインシーズ刈谷と対戦。試合序盤の重要な場面で、アリーナがざわめく場面が訪れた。

 第1セット23―23の同点で迎えた局面、刈谷の鴫原ひなたがサーブを放った。姫路がこれを拾うと、櫻井美樹が挙げたレフトへのトスを、野中が強振。鋭く相手コートに打ち込まれたボールは、サーブを終えて戻ってきた鴫原の頭部を捉え、そのままコート後方へと転がった。強烈なスパイクが決まり、姫路が先にセットポイントを手にした。

 その直後、野中はネットをくぐって相手コートに足を踏み入れ、鴫原に向かって手を合わせて「ごめん」というジェスチャー。すると、背番号1の刈谷のキャプテンもこれに応じて「大丈夫」という仕草を見せ、スポーツマンシップを感じさせる一幕となった。

 野中の一撃にはアリーナも沸き立ったが、真剣勝負の中で訪れたこの場面では、この振る舞いに場内からも拍手が続き、試合は序盤のセットを争う緊迫の展開へと戻っていった。

 野中は、今年5月に女子日本代表にも初選出され、その際の合同記者会見で「かわいいだけじゃだめですか?」と人気アイドルグループ『CUTIE STREET』の曲のフレーズをなぞる挨拶をして大きな話題を集めた選手でもある。

 7月に姫路に入団して以来、レフトのポジションを軸に存在感を示し、チームの主軸として活躍を続けている。この日もチーム二番目となる13得点を挙げセットカウント3―0のストレート勝ちに貢献した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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