アメリカのトランプ政権が進めるロシアとの「和平案」をめぐり、ウクライナ側が引き続き協議を続ける考えを示しました。
ウクライナのシビハ外相は3日、和平交渉トップのウメロフ前国防相がアメリカのウィトコフ特使と電話会談したことを明らかにしました。
ゼレンスキー大統領も、ウメロフ氏が近くトランプ大統領との協議に臨むとSNSに投稿しました。
2日のウィトコフ特使とロシアのプーチン大統領の会談では、「和平案」について進展は見いだせず、ウクライナ側の出方が注目されていました。
ブリュッセルでは、NATO(=北大西洋条約機構)の外相会合でアメリカ製兵器の供与などが話し合われた一方、ルッテ事務総長は「トランプ氏こそが世界でただ一人、ウクライナの事態を打開できる人物だ」と「和平案」実現に期待感を示しました。(ANNニュース)
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