「ほかの業界や業種に転用できるスキルや経験は実はたくさんある。ただ、社外に出る機会がそもそも少なくて、自分は何が得意なのか、何ができるのかの自己理解が進んでいないのも課題としてあると思う」
不安の正体はスキルがないのではなく、自分で気づけていないこと。発想の柔軟さと経験をどう広げていくか。それがキャリアを形作る時代になっている。小島氏は、自己理解の重要性を強調する。
「自分のことは、自分でわかっているようでわかっていないところもある。他者から見る自分ということで気づくこともある。定量的に自分のキャリアの解像度を上げて棚卸しをしつつ、それを周りの方にも説明して、アドバイスをいただいたり、何か意見をいただくといったことをやってみてもいいと思う」
「人間同士のつながりも大切」
