【写真・画像】「大物俳優の性加害を隠蔽」良心の呵責に苦しむ大手芸能プロ幹部を演じる横山裕がすごい 2枚目
拡大する

 咲に呼び出された明石は、KODAMAプロ時代の思い出のBARで酒を酌み交わす。独立して自分の道を切り拓く咲に羨望の眼差しを向けていた事を明かし、藤原の5年前のスキャンダルを蒸し返してリークしたのは、咲への嫉妬からくる裏切りだったと告白。同時に「組織に飼いならされている」「結局は児玉社長の言いなりだ」「自分が情けない」と個人的な理由だけとは言い切れない事情を吐露する。かつて同じ組織に属していた咲は明石の立場と心境を汲み取り「組織を守るためには自分の意志に反してもやらなきゃいけないことがあるのもわかる」と理解を示す。

 ところが藤原に対するスキャンダル再燃の裏には、不貞&未成年飲酒という倫理違反を遥かに超える事件が隠されていた。藤原の5年前のスキャンダルが蒸し返された背景には、KODAMAプロの看板俳優・麻生秀人(鈴木一真)による性被害事件があった。藤原のスキャンダルは麻生の事件をもみ消す代わりに差し出されたスケープゴートだった。

「「芸能界も過渡期の中で色々と変わっていかなきゃいけない」横山の想い
この記事の写真をみる(3枚)