交野市長「おこめ券配らない」「農林水産大臣には屈しない」「経費30%超えの事例も」「勇気や覚悟は必要」「利益誘導と言われても仕方ない」配らない理由を力説 速報,会見 2025/12/05 16:58 拡大する 政府が経済対策で例示している「おこめ券」に対し配布拒否の姿勢を示していた大阪府交野市の山本景市長が5日の会見で「市長としては選んではいけない選択肢」と述べ、改めておこめ券の配布を否定した。 山本市長は「交野市は重点支援交付金を5億円ほどもらう予定だが、市民の皆様のために、おこめ券で配ることはない。ただ、これを言うのは相当勇気や覚悟は必要だ。というのも、これは国からもらう交付金だ。当然、交付金だから本来だったら“紐”はついているべきではないと思っており、用途が制限されることは本来好ましくないと思っている。誰を見て政策判断をするかといったら、当然、7万7000の市民の皆様だ。特に昨今においては物価高騰もあり、実質賃金が低下をする傾向がある中、いち早く、より多くの金額を市民の皆様に配らなければならないと思っている。農林水産省の顔色を見たり、農林水産大臣の顔色を見て判断をするのは私はこのケースではよくないと思っている」と述べた。 続きを読む