12月6日に明治安田J1リーグの最終節が開催され、鹿島アントラーズが9年ぶり9回目の優勝を飾った。
全10試合が14時3分キックオフで一斉開催されたJ1最終節。勝点73で首位に立つ鹿島はホームで横浜F・マリノス、勝点72で2位の柏レイソルは同じくホームでFC町田ゼルビアと対戦した。
勝利すれば文句なしで優勝の鹿島は、レジェンドのジーコ(72歳/クラブアドバイザー)も本拠地メルカリスタジアムに足を運んで必勝体制。すると20分、MF荒木遼太郎のオーバーヘッドパスからFWレオ・セアラが右足ボレーを叩き込んで先制する。大興奮したレオ・セアラは猛ダッシュからの膝スライディングを失敗したが、元気に立ち上がり鈴木優磨らチームメイトたちと歓喜した。
さらに57分、再びレオ・セアラが追加点。MF松村優太が右サイドから挙げたクロスを今度はヘディングで叩き込んだ。これまた大興奮したブラジル人FWはすぐにユニホームを脱いでしまい、イエローカードが提示された。
90+1分にはMF天野純にシュートを決められ失点したが、鹿島は2-1で横浜FMを下し、2016年シーズン以来9年ぶりのJ1制覇。過去8シーズンは川崎フロンターレ(4回)、横浜FM(2回)、ヴィッセル神戸(2回)に覇権を譲っていたが、史上最多だった年間優勝記録を通算9回まで伸ばした。なお、20クラブ制(2021年、2024年〜)ではクラブ史上初の優勝となった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





