【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 2-1 横浜F・マリノス(12月6日/メルカリスタジアム)
鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が、歓喜の瞬間に男泣きを見せた。チームを9年ぶり9度目の優勝に導いたエースの涙に、ファンたちも感動した。
鹿島は12月6日、明治安田J1リーグ最終節で横浜F・マリノスとホームで対戦。引き分け以上で優勝が決まる大一番は、20分、57分と立て続けにFWレオ・セアラがネットを揺らす。後半アディショナルタイムには1失点を喫したが、そのまま逃げ切りに成功。38試合目でついに歓喜の瞬間を迎えた。
90+2分にベンチへと下がっていたレオ・セアラは、終了のホイッスルが鳴った瞬間から号泣。両手で顔を押さえながら、歓喜の涙を流した。メルカリスタジアムを訪れていたレジェンドのジーコ氏(72歳/クラブアドバイザー)も、満面の笑みでガッツポーズを見せるなど喜びを爆発させた。
フル出場となった鈴木は、同じく最後までピッチで戦ったDF植田直通と熱く抱き合い、共に涙を流す。2シーズン半の欧州での挑戦を経て、2022年シーズンに鹿島に帰還し、レジェンドである小笠原満男の背番号40を背負った鈴木にとっては、待ちに待った歓喜の瞬間となった。
「帰ってきてくれてありがとう!」の声も




