映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』が、12月5日(金)より全国公開中だ。連載開始4年で世界累計発行部数が1000万部を突破した漫画原作の実写映画化となり、TVアニメは2024年4月から第1期、2025年4月から第2期が放送された。
ケンカのてっぺんを目指して風鈴高校に転校してきた不良高校生・桜遥が、街を守る集団・防風鈴(ボウフウリン)の仲間たちとともに戦い成長していく姿を描く本作は、その斬新な設定と個性的な登場人物たちによって高い人気を獲得している。
本記事では、映画にて桜たち防風鈴と対峙する組織・獅子頭連(シシトウレン)のナンバー2である十亀条を演じた俳優の濱尾ノリタカにインタビューを実施。本作の第一印象から、獅子頭連・頭取である兎耳山丁子のもと、桜と拳を交えていく十亀を演じる上で意識した点などを伺った。
——防風鈴が町を守るという設定が斬新な本作ですが、原作を読まれた時の第一印象はいかがでしたか?
濱尾:僕はオファーをいただいてから読んだので、獅子頭連の十亀視点の印象が強いのですが、まず(獅子頭連が)アンバランスな組織だと感じました。
丁子と十亀というトップ2人がいるけれど、十亀が実質的なトップとして動いている。丁子が無理やり従えているというわけでもなくて、ナンバー2としての苦悩が十亀にはすごくあるので、原作を読んでいてもつらいなと思いました。
獅子頭連という組織自体にも苦しさがあって、もっと悪く振り切ることができていたら楽な部分があるかもしれない。だけどそうじゃない部分、たぶん優しさが根底にある組織だからこそ、防風鈴との対比が面白いと思いますね。
「とにかく原作へのリスペクトを持って」アニメ『ウィンドブレイカー』1・2期放送回一覧(動画リンクつき)
| 話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | サクラとフウリン | 桜の大立ち回り |
| 2 | 憧れのヒーロー | 意外とお茶目な蘇枋 |
| 3 | 頂に⽴つ男 | 獅子頭連との悶着! |
| 4 | 衝突 | 蘇枋の煽り力の高さ |
| 5 | 優しい男 | 「大人の階段のぼろうか」 |
| 6 | その背中を追って | 柊と佐狐の思い出 |
| 7 | 負けられない戦い | ありし日の兎耳山と十亀 |
| 8 | 思いを継いで | 吹っ切れた十亀 |
| 9 | 梅宮の流儀 | 器を見せた頭突き |
| 10 | 対話 | 梅宮、「対話」を語る |
| 11 | 新たな級友【とも】 | 桐生&柘浦が大暴れ! |
| 12 | 頼られる者 | 桜、名前を呼ぶ |
| 13 | 友のため | 杏西のため動き出す1-1 |
| 14 | 怒り | 梶の一喝 |
| 15 | 決着 | 2年級長の貫禄 |
| 16 | Re:start | 「好きだからだよ」 |
| 17 | 先輩の教え | 動転梶の全力パンチ |
| 18 | 居場所 | 納豆拒否蘇枋 |
| 19 | 密かな想い | 恋愛センサー大活躍 |
| 20 | 宵の街 | 空から降ってきた美女 |
| 21 | 共同戦線 | GRAVEL登場 |
| 22 | Shall We Dance? | オトメ強い椿野 |
| 23 | 救いの手 | 椿野、「対話」を実践 |
| 24 | 嵐のあと | 棪堂が見せた力の片鱗 |
| 25 | 誰が為の強さ | 棪堂よりも強い男 |







