【ブンデスリーガ】マインツ 0-1 ボルシアMG(日本時間12月6日/メーヴァ・アレーナ)
マインツに所属する日本代表MFの佐野海舟が、競り合いの中で後ろから突き飛ばされた。相手のファウルを誘う巧みなプレーにファンが賛辞を送っている。
マインツは日本時間12月6日、ブンデスリーガ第13節でボルシアMGと対戦。佐野はアンカーでスタメン出場し、同じくスタメン出場となったボルシアMGの日本代表FW町野修斗との日本人対決を迎えた。
ゴールレスで迎えた37分、こぼれ球を拾ったイ・ジェソンからの折り返しを受けたのは佐野。しかしそのすぐ背後にはロッコ・ライツが待ち構えていた。佐野は、すぐにボールを隠すように体を広げて接触に備える。そこへライツが後ろからガツンとタックルを見舞うと、佐野は押し出されるような形となってピッチに倒れ込んだ。
このプレーに対して主審はすぐに笛を吹いてライツのファウルをとる。ドイツ人MFはこの判定に「信じられない」と頭を抱えていたが、解説の細貝萌氏が「体の入れ方も上手でしたね」というように佐野のクレバーなプレーが光るシーンだった。これにSNSのファンたちからは「うまくボール隠したな」「これは技術」「上手すぎる」「少し対応が遅れてたら持っていかれてたかもな」「危機察知能力スゴい」と声が上がった。
この試合で佐野はフル出場。一方、チームは指揮官であるボー・ヘンリクセン監督を解任して最初の試合だったが、58分のオウンゴールが決勝点となり敗れている。(ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ)


