“関東最大級ギャングKGBの元ボス”であり、千葉喧嘩自慢の監督として乗り込んできた田中雄士が入ってくるなり早々「なんか色々体制変えたみたいだけどよ、考え改めた?瓜田純士にも謝った?」などと吹っ掛け、ブレイキングダウンCOO溝口勇児が「そんなこと言ってたっけ?」「関東最大のギャングが口喧嘩だけで上ってきたんだ、っていう印象しかないからガタガタ言われても何も覚えてない」などと応じて険悪ムードに発展した。

 そんなやり取りを冷静に見ていた朝倉は「試合に出てやります?」と審査員席にいた萩原裕介との試合を提案。だが田中は「俺は自分自身としか闘ってないからよ。自分のジムの奴ら出したいから」と自らの出場を拒否。その言葉に「俺も視聴者も知らない中で、めっちゃ偉そうに闘わせようとしているやつが来たなって思ってて。1回見たいなって」と朝倉も反応。

 こうした一連の言い合いにしびれを切らした田中は「俺に喧嘩売りたいんだったらプライベートで喧嘩売ってこい、へこましてやっからよ。お前も」と、朝倉含めた審査員に忠告。目の前にあったセットを蹴り飛ばす。こうした一連の言動が朝倉の逆鱗に触れた。

「俺も? じゃあやってみてよ…今すぐやれよ!」と朝倉は激怒。さらに「てめえら、まとめて俺がやってやろうか?」と睨みつけながら、田中ら千葉喧嘩自慢に歩み寄る一触即発の事態に発展した。

 この件について、悪童レオの暴走によって同じくブチギレ騒動を起こしていたエンセン井上が自身のYouTubeチャンネル「エンセン井上Channel」で言及した。

「未来怒った。未来、ガチ怒ったね。楽しみね。なんだろね。Breaking Down18オーディションのVol.4見ました。めっちゃすごかったね」

 そう笑顔で語ったエンセンは、一通り、決定したカードについて展望を述べた最後に「もちろん話したいのは」と前置きして例の一件に言及した。

「キレた理由は分かるね。田中雄士が喧嘩を売った。エンタメというか、喧嘩を売った。プライベートでやっちゃうとか言ったら、俺はこの場でやりたいね。気持ちわかる」

そのように切り出したエンセンは自身が悪童レオに後頭部を突然叩かれたことについても言及しつつ

「俺と同じ性格だろうと思ってね。4人でもいいって言った。未来の目見たら本気だよね。未来が本当にキレて4人とやるつもりだった。あれは好きだった。未来いいなぁと思って…4人とやる怒りがあった。俺分かるね」

 さらにエンセンは「その時はシェイドラエフとの試合も決まっていたのに、それでも4人とやるというのは全部捨てて、その場に自分の誇り、怒りのために、戦うつもりだった。超面白かった。カッコよかったね未来は」と締めくくった。

 そんなエンセンの意見にファンも反応。「未来がキレて嬉しそうなエンセンさんwやはり昔の血が騒ぐんですかね」「エンセンさんのやつあれは切れるってミクル言ってました」「エンセンさんが怒った理由が、未来と合わして言ったから、めっちゃ共感、理解できた」といった反応が寄せられた。中には「エンセンさんの喋り方めっちゃ好き」「みくるおこった・・・ってめっちゃカワイイエンセンさん」など、エンセンの喋り方についての声も聞かれた。

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