念願の初優勝を飾った森内九段は、「こちらがどうやって手を作っていけるかという将棋だったが、難しかった。チャンスがあった場面もあったと思うが、最後は詰まされて負けかなと思っていたので、尽きがあった思う」とコメント。さらに、「羽生さんとは小学校の頃からずっと一緒に修行してきて、プロになってからも一番多く対戦している相手。多い時は毎月のようにタイトル戦で顔を合わせていた時期もあったが、最近対戦も減っていたので対局を楽しみにしていた。力を尽くして指せて熱戦になって良かったですし、結果も嬉しい」と喜びを語った。
一方、羽生九段は「ずっと難しいと思って指していた。終盤はチャンスもあったと思うが、読み切れなかった。2年ぶりに決勝に来て、良い将棋が指したいなと思っていた。熱戦にはなったが、いろいろミスがあったのかなと思う」と一局を総括。「公開で対局するというのはそんなに機会がないので得難いケースだった。また将棋の面白さを知ってもらえたら嬉しい」とファンに呼びかけていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
この記事の画像一覧





