【明治安田J1リーグ】清水エスパルス 1-2 ファジアーノ岡山(12月6日/IAIスタジアム日本平)
契約満了により今シーズン限りで清水エスパルスを退団する元日本代表MFの乾貴士(37歳)が、“置き土産”となるプレアシストを記録。錆びつかない技術が話題となっている。
清水は12月6日、明治安田J1リーグ最終節でファジアーノ岡山とホームで対戦。乾は3ー4ー2ー1の左シャドーとしてスタメン出場すると、2点を追いかける89分にスルーパスでゴールを演出する。
センターサークル内でボールを受けた乾は、2人にマークされる状況から落ち着いて左サイドに張るMF山原怜音へと展開。そのままDFとMFのギャップに移動し、山原に近づいてパスを受け直した。パス&ゴーで裏をとる山原に対して、乾はすかさずスルーパスを配球。絶妙なスピードでコースを突いた。
乾のパスで抜け出した山原はボックス脇まで侵入し、左足ダイレクトでグラウンダーのクロス。最後はボックス内のFW髙橋利樹が押し込んでゴールネットが揺れた。
解説の永井雄一郎氏は「上手くためを作りながら、乾選手が背後の抜け出しを作りましたね」と絶賛。SNSのファンたちも「乾のパスは柔らかいなやっぱり」「パス上手すぎだろ」「必殺スルーパス」「乾のタメ良かった」「やっぱ乾流石だな」「まだまだJ1でやれそう」「さすが乾のスルーパス…美しい…」「乾の極上スルーパス」「この絶品スルーパスがもう見れなくなるのか。乾は最後まで最高に上手い」など感嘆していた。
「こんな形で引退はしたくない」と現役続行を示唆




