アメリカのメディア大手パラマウント・スカイダンスは8日、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーに対する敵対的買収を開始すると発表しました。
ワーナーをめぐっては、アメリカの動画配信大手のNetflixがスタジオ事業や動画配信サービスなどを約11兆円で買収する契約を結んでいました。
パラマウントも買収提案を行っていましたが、Netflixに競り負けたことで今回の敵対的買収に踏み切りました。パラマウントの提案では、報道部門のCNNなど全ての事業を買収対象としていて、Netflixを上回る17兆円規模の金額を提示しました。
トランプ大統領は7日、Netflixによるワーナー買収について、統合後の市場シェアに懸念を示していて、アメリカメディアではワーナーをめぐる争いは長期化するとの見方も出ています。(ANNニュース)
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