東出は、くるまが常にマシンガンのように喋り続ける中で、「ああ、あの時ああだったな、こうだったな」と自分のミスを気に病んだりしないのかと尋ねた。

 これに対し、くるまは「いやいや、してます。してるけど、完全に忘れてます。超無責任なこと言うと、1秒前のことを全く俺は覚えてないんですよ」と衝撃回答。

 くるまのこの告白を受けて、ひろゆきは「だからCPUめちゃくちゃいいんだけど、メモリあんまない。一般の人間はマルチコアで複数動けるけど、シングルコアでめちゃくちゃ速いけど、3つやらせるともう、ヒューーーってなるっていう」と、くるまの思考の仕組みをIT用語に例えて分析した。

 くるまも「ないっす。全く覚えてないっす」「で、諦めます」とこれを肯定。そして、自分の集中力の特性について「過集中はしてます。ですが、スパンがすごく短いです」と補足した。

 くるまは、この短いスパンの過集中を活かし、「風呂入ってる時しかネタ作んない」という独自のスタイルを確立しているという。スマホも使えず、何もできないシャワーを浴びている間に「1日の記憶が、うわぁぁって集まって」「もう滝のように記憶と判断と全部降ってきて」一気にネタの原型を喋り出すのだそうだ。

ひろゆきは、くるまのこの特性から「ニコラ・テスラみたいなこと」と、独自の孤高な発想で物事を構築する天才性を重ねて評価していた。