エジプトの国民的料理「コシャリ」が、イタリア料理と並んでユネスコの無形文化遺産に登録されました。地元では喜びの声が広がっています。
「私たちが子どもの頃から親しんできたエジプトに昔からある料理です。手頃な価格で、様々な人に親しまれ、味も美味しいです」(エジプト人)
「コシャリ」は現地の言葉で「混ぜる」という意味で、エジプトの国民的料理のひとつです。コメやひよこ豆、パスタなどの具材に揚げた玉ねぎやトマトソースをかけて楽しみます。
「見た目は炭水化物がとても多いように見えるが、食べてみるとトマトソースの酸味であっさりと食べることができる。病みつきになる味」(松本拓也リポーター)
インドで10日に開かれたユネスコの会議では、イタリア料理と共に、この「コシャリ」も無形文化遺産に登録されることが決まりました。「深く根付いた伝統であるコシャリは、団結と共通のアイデンティティ、社会的な結束を促進する」と評価しています。
「非常に良い一歩だと思います。コシャリは世界中でよく知られているエジプト料理です。この決定でコシャリの海外での人気がさらに高まり、多くの外国人が訪れて試すことになるだろう」(エジプト人)
(ANNニュース)
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