「仮説を立てる際、ポリシーはありますか?」
清水達也(株式会社プロディライト 経営企画室室長):今は不動産のチャンネルを運用されています。もし他のチャンネルを運用するとなった時に、得意ジャンルと不得意ジャンルはありますか?
山中:得意なことはインプレッション数・クリック率・平均視聴時間を分析して、どうしたら視聴者がたくさん見てくれるか方法を考えることです。一方で、動画の構成や動画自体のクオリティの面ではまだ未知なところがあります。
金子祐貴(株式会社青山財産ネットワークス 人事部 人事企画課 課長):サムネのタイトルを変更する際に仮説を立てると思いますが、その際のポリシーはありますか?
山中:数字にこだわることです。個人的に好きなデザインなどで選んでしまいがちですが、これまでの数字を根拠として持つようにしています。
白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役 CHRO):実際にYouTubeを見ました。顧客の不安や疑問にダイレクトに訴えられていますね。逆に言うと、騙されたくない、狙われたくない、損したくないなど「こうなりたい」とは真逆のアプローチだと思っています。なぜそのような手法を取られていますか? そして、本来はどういう内容が一番伸ばすことにつながると思っていますか?
山中:やはり「これをするな!」という動画が伸びやすい一面があります。でも“負の命令形”の動画を上げ続けるのもアカウントとしてどうなのか、とも思います。だから、最近は「もっとポジティブなサムネイルを作ったらどうですか?」という提案もしています。

