ウクライナ和平に乗り出すも…トランプ政権の世界戦略 アジアの安全保障にも懸念 2025/12/12 17:00 拡大する 再びウクライナの和平交渉に乗り出したトランプ大統領だが、ロシア寄りとの指摘が尽きない。合わせて米国は『国家安全保障戦略』で、アメリカ大陸が位置する「西半球重視」を打ち出した。専門家は“日本にとっての最悪シナリオ”として、米国が中国・ロシアとの間で国際社会の枠組みを固めていくことを懸念する。アジアの安全保障はどうなるのか。【画像】米特使は“ロシア寄り”? 「解任されるべき」共和党議員も批判アメリカはウクライナ、ロシアと「和平案」の協議を続けているが、今回もロシアは譲歩の姿勢は見せていない。12月2日、アメリカのウィトコフ特使は、モスクワでプーチン大統領と会談。アメリカは「19項目の和平案」と「4つの文書」をロシア側に提案し、話し合いは5時間に及んだとされる。 続きを読む