イスラエル軍は、イスラム組織ハマスの軍事部門の幹部を殺害したと発表しました。2023年の奇襲攻撃の首謀者の1人だと主張しています。
イスラエル軍は13日、パレスチナ自治区ガザでハマスの軍事部門カッサム旅団の実質的ナンバー2であるラエド・サアド氏が乗る車を攻撃したとする映像を公開しました。ロイター通信によりますと、この攻撃で5人が死亡、少なくとも25人がけがをしたということです。
イスラエル軍はサアド氏が2023年10月のハマスによる奇襲攻撃の首謀者の1人だとする一方、ネタニヤフ首相とカッツ国防相は共同声明で、攻撃がハマスの爆発物でイスラエル軍の兵士が負傷したことへの報復だとしています。
ハマス側は攻撃を「停戦合意違反だ」と非難しましたが、サアド氏の安否には言及していません。（ANNニュース）
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