岸の相談は「ライブ中に救急搬送」というもの。これは、1970年代後半から80年代ごろに、ゴムパッチン芸で一世を風靡した、ゆーとぴあ(ピース、ホープ)という大御所芸人の話だという。2人の宣材写真が映し出されると大悟は「こんなおじいなの」と感想を述べ、岸も「めちゃくちゃおじいさんです」と2人について説明した。
岸がゆーとぴあと同じライブに出演したときのこと。ライブ前に企画のリハーサルをしていた際に、ホープはエンジンがかかっており「ゴムパッチンのやり方を教えて、みんなにダメ出ししたりしていた」という。
本番を迎え、ゆーとぴあのネタが始まると、岸いわく「気合が入りすぎたのか、ゴムをいつもよりもすごい強く引っ張ってるなと思ったんです」とのこと。その後「ゴムをパーンって離したら、そのまま後ろに倒れちゃって。スピーカーに後頭部を思い切りぶつけたんです」と明かした。
ゆーとぴあは、普段からそのようなハプニングが起きることがあるそうで、頭に手を当てて「いてててて。血だ」というギャグも持っているという。このときも、お馴染みのギャグを披露したが、頭から手を離すと「手が真っ赤になってた」と手に血がべったりついており、その後、救急車で運ばれたそうだ。
高野は「お前、そんな話したらダメだよ!」と注意し「じいさんが死にそうになった時の話だろ!」とツッコミ。そのとき、高野も現場にいたそうで、真っ赤に染まった手のひらを見たという。「あんな怖いときの話すんじゃねえよ。怖かったですよ。おじいさんが死ぬっていう」と、人の死に直面する寸前の恐怖を語った。
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