どうなる高市政権「責任ある積極財政」 市場が疑問視…長期金利上昇 高度成長シンボル・池田内閣は“健全財政” 中曽根内閣で“転換” 2025/12/15 19:45 拡大する 長期金利を代表する10年物国債の金利上昇に歯止めがかからない。19年ぶりの2%が目前になってきた。国債の金利上昇は価格下落を意味する。つまり、日本政府の信用が前提である国債の価値が下がり続けているということだ。 この状況下で、高市政権で初めての補正予算案が国会で成立する見通しになっている。高市総理は、「責任ある積極財政」と自負するが、その一環である補正予算の財源は、結局のところ国債つまり借金頼みだ。補正予算の一般会計歳出18.3兆円に対し、国債を11.7兆円も発行する。 続きを読む