イギリスの対外情報機関MI6の新たな長官が、就任後初めて公の場で演説し、「ロシアは戦争の一歩手前の手段で我々を試している」と主張しました。
「ウクライナを征服し、NATOを威嚇しようとし、攻撃的で拡張主義的かつ修正主義的なロシアの脅威に、我々は皆、直面し続けている」(MI6 ブレイズ・メトレウェリ長官)
MI6(=イギリス秘密情報部)のブレイズ・メトレウェリ氏は、10月に女性として初めて長官に就任しました。
15日、就任後初めて公の場で演説したメトレウェリ長官は、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領について、「交渉を長引かせ、戦争の代償を自国民に押し付けている」と非難しました。
また、ヨーロッパ各国の空港周辺で確認されたドローンや重要インフラへのサイバー攻撃などを例に挙げ、「ロシアは戦争の一歩手前の手段で我々を試している」と主張しています。(ANNニュース)
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