【写真・画像】 1枚目
【映像】画面に無数の着信履歴 衝撃の“鬼電”被害
この記事の写真をみる(5枚)

 2026年1月1日、東京・日本武道館で開催される「LINEヤフー PRESENTS NOAH “THE NEW YEAR” 2026」のメインイベント、NOAHのGHCヘビー級選手権試合。王者のYoshiki Inamuraに挑むのは、かつての後輩であり、現在は狂気を孕んだ反逆者へと変貌したOZAWAだ。そんなOZAWAが、会場騒然となったカステラ事件、就寝中に遭ったYoshikiによる“鬼電”被害などの真相を暴露。OZAWAのスマホには生々しい形跡が残されていた。

【映像】画面に無数の着信履歴 衝撃の“鬼電”被害

 元日決戦という華やかな舞台だが、両者の間に横たわる因縁は、あまりにも「所帯じみて」おり、それゆえに「底知れぬ闇」を感じさせるものだった。

 事の発端は、前哨戦でOZAWAがYoshikiの顔面にカステラを押し付けた「カステラ・ショック」事件だ。なぜカステラなのか。OZAWAはその理由を独自の論理で語る。

 「いざInamuraを目の前にすると、過去されてきたこと、汚い部分、嫌な部分というのがフラッシュバックして、カステラを顔面に叩き込まざるを得なくなった」

 一方、被害者のYoshikiは「ミーはMr.OZAWAをトラストしてましたし、サプライズ&サドゥンでした」と、得意のルー大柴的な英語混じりの口調で困惑。「帰ってからは悲しすぎて、カステラしか喉を通らなかったです」と、カステラを頬張る動画SNSにアップするタフネスぶり(鈍感さ?)を見せている。

 決定的な亀裂は、まさかのところにあった。OZAWAはYoshikiの人間性を「自分以下の人間に対して、ひたすら自分のエゴを押し付けるタイプ」と断罪する。その根拠として挙げたのが「扇風機」だ。

「(合宿所・寮時代)人の扇風機の音が気になるからって、わざわざ消すか? 付けてる扇風機消したんだぞ。夏だぞ。死ぬって」

 さらに、ロンドンでOZAWAの部屋にYoshikiが1カ月間居候した際には、「鍵」を巡るトラブルも発生。オートロックの部屋から鍵を持たずに外出したYoshikiが締め出され、就寝中のOZAWAに鬼電したというエピソードについて、OZAWAは静かに怒りを滲ませる。

「Inamuraが勝手にどこかにいなくなって勝手に帰ってきて、勝手に騒いでる。ただそれだけの話」「こんな後輩を利用する、自分のエゴだらけのやつ、嫌いにならない理由があるか?」

 対するYoshikiは「ミーも馬鹿じゃないんでね、そんくらいわかりますよ」と扇風機の件を否定しつつ、鍵については「ミーからしたらそりゃ電話するでしょ。『Mr.OZAWA オープンザドア』と」と悪びれる様子はない。

 猫(ラッキーちゃん)への餌やりを巡る「エゴ論争」も含め、日常の些細なストレスが積み重なり、OZAWAの中で「殺意」にまで発酵してしまったようだ。

 リング上の戦いとは裏腹に、あまりに人間臭いドロドロとした怨念。1月1日、日本武道館でその全てが清算される。

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(5枚)