■離婚調停中の体験談

まなかさん
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 現在、離婚調停中で、小学生の娘と息子を持つ、まなかさん(40代)。依頼している弁護士は3人目だという。1人目は右も左もわからない状態で、「離婚 弁護士 強い」などでネット検索し、上位に表示された事務所を選んだ。弁護士は歳上の男性であったが、無料相談での対応が「上から目線で、不安を感じた」といい、依頼を断念した。 

 続いて、知人の紹介で歳上の女性弁護士の元へ。「女性の方が分かってもらえる」という期待があったが、「相談中は淡々とパソコンに入力するだけの対応だった」という。不安はあったものの「業界だからこういうものか」と思い込み、着手金20万円を支払って契約。しかし、やはり相性が良くないと感じ、わずか3週間で解約することになった。 

 3人目の弁護士もネット検索で探したが、今回は弁護士の詳細や実績を念入りにチェックし、自身の最優先事項である「子供の親権」に関する専門分野を確認した。無料相談で気持ちに寄り添い、今後の道筋を示してくれたことで「この人になら人生を託せる」と安心し、依頼を決めたという。現在は調停中だが、有利に進んでいる感覚があるそうだ。

■弁護士選びのポイントと評価基準
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