■弁護士選びのポイントと評価基準
深澤氏は、弁護士選びにおいて「フィーリングや相性が重要だ」と述べる。「一度依頼すると二人三脚でやっていくことになる。信用できない、相性が合わない相手と仕事をするのは大変だ」とした上で、注意点も挙げた。「いい気持ちにさせることばかり上手な弁護士も残念ながらいる。依頼してお金を払った途端に『塩対応』になるケースもあるため、フィーリングは最低条件として、慎重になる必要がある」。
また、「広告にある『〇〇に強い弁護士』はあくまで自称であり、『〇〇専門弁護士』という表記は弁護士会の規制で差し控えるよう言われているため、これらを掲げている場合はルールを守っていないとして警戒すべきだ」という。
評価の基準として、深澤氏は「専門家向けの解説や本を出しているか」を挙げた。「一般向けであればある程度書けるが、同業者向けだと誤魔化しが効かないため、一つの目印になる」と解説した。
さらに、ホームページの説明が分かりやすいかどうかも重要であり、「あなたを説得できない弁護士は、裁判官も相手も説得できない」と指摘した。 ネット上の口コミについては「あてにならない」と断言する。「『無理なものは無理』と正直に言う良い弁護士が低評価をつけられたり、優秀がゆえに敵対した相手から低評価をつけられたりすることもある」からだ。
一連の話を受け、タレントのあおちゃんぺは、「私、弁護士2人をつけてて、1人は紹介で、もう1人はファンの中にいた。動きとしてはファンの方がいい。なぜかと言うと、私と同じ熱量で相手に対して怒ってくれるからだ。『絶対に勝つぞ』という気持ちがめっちゃ強いからすごい信用してる」と明かした。
(『ABEMA Prime』より)
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