30歳のときに“最長ローン”を組み、離婚して1人になった母のために家を建てた俳優・鈴木砂羽。家族や家に対する思いと、今年初めてその家から花火を眺めたときの喜びを語った。
鈴木は、12月16日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)に出演。小学校高学年の時に離婚した両親について、「若い時に結婚してるから、男女っていろんなことがあるんだなって」と今では理解できると話しつつも「私って根無し草っていうか何も持ってないし、どこに帰ったらいいのかなって自分のなかで何か失ったような感じがしてた」と当時の心境を明かす。
それでも地元である浜松が大好きだと言う鈴木。30歳の時、地元に帰って犬の散歩をしていると“ある空き地”に出会う。「緑が生い茂ってその奥にボロ家が建ってるんですけど、すごくそれがかっこよくみえて」と一目惚れ。そして「そっか家を建てたらいいんだ。浜松に帰っていつでも自分の家ってものを持てるんだ」と気づいたのだという。また離婚して1人になってしまった母を思い「ママの居場所みたいなものがあったらいいな」という思いから家を建てることに決めたのだそう。
そして「ほんとにちっさいおうちなんですけど、最長ローン組んで。最長ローンだったら死ぬまでになんとかなるでしょと思って」と笑いながら振り返る。黒柳から「頑張るモチベーションになった?」と聞かれると「あの頃は十字架を背負ったなんてい言ってましたけど、なきゃないほうがいいですね。さっさと返しちゃう方が楽」とあっさり。完済できそうか尋ねられると「たぶん大丈夫です」と余裕をみせた。
最長ローンで建てた家で、念願の…
