世相を映す食トレンド発表!「今年の一皿(R)」
ノミネートされるも惜しくも受賞とはならなかったのは、「麻辣湯(マーラータン)」と「ご当地うどん」。麻辣湯は薬膳スープで麺と具材を煮込む料理で、多種多様な食材や辛さを選べるカスタマイズ性が人気を集め、都市部のみならず全国で急増している。
ご当地うどんは、手頃な価格で満足感が高く、各地域の文化を表現し、地方で愛されてきた味が飲食店を通じ都市部へ進出することで市場が全国的に活性化している点が注目されている。
準大賞は「抹茶」で、日本の「Matcha」が世界に発信されインバウンド消費を牽引し、緑茶の輸出額が過去最高額を記録したことや、急激な需要の増加により原料不足が生じ、次世代へつなぐための持続可能性の追求が活発になったことが注目された。
そして、「今年の一皿(R)」に選ばれたのは「お米グルメ」で、猛暑による不作や価格高騰により米の安定供給への関心が高まったこと、玄米や雑穀米などの健康米市場が拡大したこと、備蓄米を美味しく食べる調理の工夫など新たな価値観が広がり、様々な米の楽しみ方の提案が加速したことが選定理由となった。
「2025年のマイ・晴れごはんはなんですか?」という質問に、ニュース番組『わたしとニュース』のハレバレンサーを務める弁護士の三輪記子氏は、「エビの出汁を使っている麺(料理)。とても美味しくて、ずっと流行っています」とコメントした。(『わたしとニュース』より)
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