その家は、標高約4000mに位置するラヤ村の山の上にあった。片道1時間歩き続け、たどり着いた東出を、チョーデンさんは快く迎え入れてくれた。家にお邪魔すると、「座るところもなくてごめんなさい。そこに子どもがいて」と申し訳なさそうに言うチョーデンさん。赤ちゃんがいるとわかった瞬間、「子ども?」と東出の声のトーンが上がった。東出は「抱いても大丈夫ですか?」とチョーデンさんに尋ね、抱っこさせてもらうことに。「お子さん何歳ですか?」と聞くと「今、3ヶ月なんです」とのこと。「うちの子も今5ヶ月なんです」と子どもの話をする東出は、すっかりパパの顔になっていた。

 東出の腕に抱かれ、赤ちゃんはご機嫌な様子。微笑みを浮かべる赤ちゃんに、東出の顔も自然とほころぶ。優しい笑顔で赤ちゃんをあやす東出の姿に、視聴者から「優しい目をしている」「本当に子ども好きだな〜」「いい顔するなぁ」「でっくん優しい顔」「めちゃ笑顔ー」「いろいろ想い馳せてそう」「でっくん最高やでっくん」「東出くんがパパなの羨ましい」といった声が寄せられた。

【写真・画像】令和ロマンくるま「自分は変われませんでした。でも…」南アジア旅ゴールで大きな気づき 2枚目
拡大する

 なお、東出はヤクの乳搾りをさせてもらうため、翌朝もチョーデンさんの自宅を訪れた。帰り際、東出はヤクのミルクとロープをお土産として購入。その際、東出は「それとは別に出産祝いをお渡ししたいと思います」と自ら申し出て、自腹で出した1万ニュルタム(約1万7000円)をチョーデンさんに渡したのだった。東出は「この子のお祝い」と言いながら、ニコニコの笑顔で赤ちゃんの頭を撫でていた。

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(2枚)