それでもメレアは「この程度の魔法」と倒れず、攻撃を仕掛けるが、オリビアがすかさず剣で防ぐ。アレクがもう一度放った魔法にもメレアは屈しなかったが、その瞬間遠くから放たれた矢がメレアを貫いた。「してやられた……まさかリミットブレイクも、マジック・イーターも、オリビアまでもがすべて囮で君が本命だったとはね」とメレアが語りかけた相手は、弓を持ったクラシアだった。

 巧みに隠された本命の攻撃に、ネット上は「クラシアさんは予想できない……!」「マジですか!」「美しすぎて声出た最高」と沸いていた。

 アニメ「味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す」は、アルト氏による人気小説が原作。突然宮廷魔法師をクビになった主人公のアレクが、魔法学院時代に“伝説”と謳われたパーティー“ラスティングピリオド”で一緒に戦った仲間のヨルハと再会し、再びパーティーで冒険を始めていくファンタジー作品だ。

■第11話「限界の先へ」
【あらすじ】

アレクたちの猛攻をものともせず、圧倒的な強さを誇る剣聖・メレア。追い込まれたアレクは覚悟を決め、自分だけの固有魔法「リミットブレイク」を解き放つ。メレアを激しく攻めるも、メレアは攻撃をものともせず不敵な笑みを浮かべ、アレクの師であるエルダスの名を口にする。なぜ、剣聖がエルダスを知っているのか……驚きを隠せないアレクに、メレアは自身の力を更に開放し、凄まじい速さで襲い掛かる!死闘を繰り広げるアレクとメレア。リミットブレイクによって自身の身体を酷使し続けるアレクに限界が近づく……。果たして、アレクたちはメレアを倒すことはできるのか――

(C)アルト・講談社/補助魔法プロジェクト

味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す
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