【ブンデスリーガ】マインツ 0-0 ザンクトパウリ(日本時間12月21日/メーヴァ・アレーナ)
マインツに所属する日本代表MFの佐野海舟が珍しく感情を爆発させた。判定に納得がいかず、その際に見せた行動にファンが反応している。
最下位に沈むマインツは、日本時間12月21日のブンデスリーガ第15節で、16位のザンクトパウリと対戦。佐野と藤田譲瑠チマが対峙する日本人対決が実現した。
この日の佐野は、藤田にパスコースを消されるような守りをされたことで、しばしばプレーが限定される場面も。ABEMAで解説した鄭大世氏も「藤田のプレーで今日の佐野はずっと苛立っている」と指摘した。
その影響からか32分には珍しいシーンを迎える。相手のカウンターを阻止しようとした佐野は、サイドライン際でFWマタイアス・ペレイラ・ラーゲと激しく接触。マイボールを確信して、溢れたボールを回収しに行ったが、判定はザンクトパウリのスローインに。すると佐野はその場でボールを地面に叩きつけたのだ。当然ながらこのプレーにはカードが出されたが、佐野は主審の方を向くことなく持ち場へと歩いて行った。
このシーンに鄭大世氏は「珍しい。珍しいですね。いらないカードなのでもったいない。らしくないですね」と指摘。一方で、15試合目にして今季初の警告については「プレーの中でカードをもらってない。カウンターを止める立場なのに」と驚きの声をあげている。またABEMAのコメント欄やSNSのファンたちは「珍しいな」「熱いやん!」「この試合に負けたくないんよな」「それくらい気持ち入ってるんよ」「佐野も怒ることあるんやな」「あんだけタックルしててイエローもらってなかったのかよ」と言った声が並んだ。
気持ちを見せた佐野はこの試合でフル出場するも、チームはゴールネットを揺らせず、ホームで引き分けに終わった。(ABEMA/ブンデスリーガ)


