年間100件以上の相談を受ける弁護士・林奈緒子氏によれば、こうした問題は特に子供が生まれたタイミングで噴出するという。結婚当初はラブラブで気づかなかったとしても、育児という「変化」に夫が適応できず、生活の変化を妻のせいにして攻撃を始めるケースが多い。林氏は「2人だけなら我慢で成り立っていた関係が、3人目(子ども)が入ることで通用しなくなる」と、産後の家庭環境の変化が夫のモラハラを助長させる要因であると分析した。