2人を連続でなだめた久保
メンデスがボールではなくデラの身体に激しくチャージしたという判定ですぐに笛が鳴ったが、レバンテ陣営は黙っていない。FWイヴァン・ロメロが一目散に詰め寄ってメンデスを小突き、イエローカードをもらったが怒りは収まらない様子で、スタジアムは騒然となった。
それを見た久保は左腕を掴んで動きを制止させ、言葉を掛けてなだめようとした。そこに激昂したレバンテのMFケルビン・アリアガが加わり、ソシエダのFWミケル・オヤルサバルとの舌戦を繰り広げたが、久保はそこにも割って入り、肩を抱き寄せて言葉を交わす。丁寧な対応で鎮静化させた。
スポーツマンシップ溢れた立ち振る舞いに、ファンたちはSNS上で「久保良い人やなー」「宥めるタケさん」「冷静な久保」「久保ってこういうときめっちゃ冷静よな」と賛辞を送っていた。
なお、ソシエダは試合後にペッレグリーノ・マタラッツォ(アメリカ出身/前ホッフェンハイム)の新監督就任を発表。クリスマス休暇を経て来年1月5日のアトレティコ・マドリード戦が指揮官の初陣となる予定だ。
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