ABEMAビデオ限定配信の『世界の果てに、くるま置いてきた』にて、令和ロマン・くるまらから旅の続きを託され、ブータンの秘境・ラヤ村に一人残った東出昌大の未公開映像が公開された。標高4000mに位置するこの村で、東出は「家一軒の装飾」にかけられる驚きの費用と、そこに込められた並外れた信仰心を目の当たりにした。
村を散策していた東出は、高い足場が組まれ、伝統的な装飾が施されている民家に足を止めた。「クズザンポーラ。お兄さんがこの絵描いてるんですか?」と声をかけ、家主の許可を待たずして勝手口から家の中へ入っていく東出の姿には、テロップで「自由な村」とツッコミが入る。
2階に上がると、そこには職人たちが寝泊まりしながら作業する本格的な現場が広がっていた。鮮やかな緑や赤で彩られた室内、壁一面に描かれた緻密な仏画や文様に、東出は圧倒される。
「綺麗……。すご。うわ、綺麗……」と食い入るように壁画を見つめる東出に対し、絵師は信仰心を表すためのチベット仏教装飾について解説した。
壁画の制作期間と莫大な費用に衝撃
