「とんでもないものが生まれた」伝統技法のコラボ…誰もやったことのない“螺鈿金継ぎ”に「声出るくらい綺麗だ!」と反響 週刊BUZZ動画 2025/12/28 11:40 拡大する 「誰もやったことのない金継ぎしようと思ったら、とんでもないものが生まれてしまった」というコメントと共に投稿された作品が、SNSで話題となっている。 修復部分に散りばめられた七色の光は、まさに次世代の金継ぎ。角度によって輝きを変える美しさに、目を奪われるが、もとの器との質感の差で、不思議な感覚を抱くユニークな作品となっている。 動画を投稿したのは、漆芸家の佐野圭亮さん。作品で用いられたのは、「螺鈿(らでん)」という装飾技法。夜光貝やアワビ貝の真珠色に輝く部分を加工し、漆器の表面に装飾を施す。その工程は、すべて手作業で行われている。佐野さんは、この螺鈿を活かした、「令和の漆工芸品」を手掛け、伝統工芸の新たな魅力を発信している。今回の作品に使われたのは、「侘び寂び(わびさび)」を目指した唐津焼だ。 続きを読む