「私は“サービスごと”学生を採用したことがあります」
清水達也(株式会社プロディライト 経営企画室 室長):音にこだわった理由を教えてください。
佐藤:ARグラスなどもありますが、見るのは現実世界でいたいです。例えばこの場所にはこれまで多くの学生が立って様々なやり取りがあったと思いますが、それが音声データとして積み上がったら“エモい”と思います。
松島征吾(Zenken株式会社 取締役):私は“サービスごと”学生を採用したことがあります。佐藤さんはサービスと一緒に売り込まれているのか、それともサービスはただの特徴で「僕はこんなやつですけど、可愛がってくれませんか?」というアピールなのか、どちらですか?
佐藤:最初は後者のつもりでしたが「サービスごと買い取る」などの条件も魅力的だと感じました。
池田裕記(九州旅客鉄道株式会社 人事部担当部長):いろいろなこと取り組まれていますが、佐藤さんを突き動かすものは何ですか?
佐藤:一番は「これやったらどうなるんだろう?」というところが大きいです。他の人から影響を受けたものではなく、自分の願望から出たものを世に出した時、どんなふうに世界はリアクションしてくれるのか。この世界との化学反応を楽しんでいます。
「佐藤さんはご自身の発想で世界をエモクしたい人」
