「刃物による殺人と、鉄の塊でひき殺して逃げる行為の何が違うのか」 長男を亡くし“時効撤廃”訴え続けて16年 「真実を知りたいという思いはずっと変わらない」 ABEMA Prime 2025/12/28 15:15 拡大する 埼玉県熊谷市で16年間、ある事件の犯人を捜し続ける女性がいる。小関代里子さんの長男・孝徳さん(当時10)は2009年9月、自転車で帰宅途中に車でひかれて亡くなった。犯人はそのまま逃走したが、現場にブレーキ痕や車の破片はなく、目撃者もいなかったため捜査は難航した。 それでも小関さんは自ら調査を始め、同級生の保護者の協力を得て、現場周辺で通行する車のナンバーなどを記録していった。その結果たどり着いたのは、『犯人は地元の住民以外の可能性も?』ということだった。「生活道路で熊谷市民が多いと思っていたら、群馬県や東松山市(埼玉県)の人も通るとわかった」。近隣県にも足を運んで情報提供を呼びかけ、専門家協力のもとで事故も再現。すると「ひいた車は1台」とみられていた中、実は2台以上の車が関与した可能性が浮上した。 続きを読む