【写真・画像】母から「お前を殺して私も死ぬ」馬乗りで包丁を向けられ…人気タレント、壮絶な過去を初告白「隠せるなら隠したかった」 2枚目
拡大する

 12月30日の放送回では、モデル、タレント、俳優など幅広く活動し、4児の父としてベストファーザー賞も受賞しているユージが登場。「母親とのしくじりまくり親子関係を激白SP」と題し、母親とのしくじりまくった壮絶な過去をテレビ初告白。授業には、担任のオードリー若林正恭、レギュラー生徒のハライチ澤部佑平成ノブシコブシ吉村崇、そのほか生徒として伊集院光高橋真麻、ひまひまが参加した。

 番組冒頭でユージは、「僕はみなさんがドン引きしそうな壮絶なしくじりをおかしております」と前置き。「正直、テレビでは話してきませんでした。隠せるなら隠したかった」と本心を述べ、それでも今回、番組で明かす理由について「向き合うことが僕にとっても前進することだし、今現在、葛藤している若い人に何かメッセージとして伝えたい」と語った。

 俳優であるアメリカ人の父親とモデルをしていた日本人の母親との間に生まれたユージ。アメリカ出身だが、5歳のときに両親が離婚し、母親と二人での日本での極貧生活がスタートした。

【写真・画像】母から「お前を殺して私も死ぬ」馬乗りで包丁を向けられ…人気タレント、壮絶な過去を初告白「隠せるなら隠したかった」 3枚目
拡大する

 日本語が話せないことで小学生のときには壮絶ないじめを受け、中学生になると自分を守るためにヤンキーになったという。非行・喧嘩を繰り返し、なんと中2で退学処分に。その後、中学を転校し、高校に入学するとますます本格的にぐれて、気づくとユージの自宅はヤンキーのたまり場になっていたという。毎晩のようにヤンキー15人以上が寝泊まりするようになり、母親の居場所はなくなった。母親は、愛する息子がヤンキーと一緒にいることが理解できず、ある日、「この子たちとあなたは、何の共通点があるの?」とユージに尋ねたそうだ。そのときユージは「母子家庭」と答え、その言葉に母は絶望。その直後に母親は「もうユージのことは死んだと思うから」と言い、家を出てしまい音信不通になってしまったという。

 母が家を出て1年以上が経過してもユージは更生することはなかった。しかし、今回の取材で、母親はこっそりユージの状況を見に行っていたことが判明。全く変わらない息子の姿を目の当たりにして、何もできない無力さに押しつぶされうつ状態に陥っていたのだという。当時は「マンションの屋上から飛び降りたほうが楽になる」と毎日のように思っているような状況だったそうだ。

【写真・画像】母から「お前を殺して私も死ぬ」馬乗りで包丁を向けられ…人気タレント、壮絶な過去を初告白「隠せるなら隠したかった」 4枚目
拡大する

 ある日、ユージが自宅で寝ていると、突然体に重さを感じた。「金縛りかな」と思い、目を開けると、母親が泣きながら自身に馬乗りになっていたという。手には包丁を持っており、「お前を殺して私も死ぬ」と言われ、包丁を突き付けられた。ユージは咄嗟に包丁を振り払い、警察を呼んだ。母親は当時の心境について「もう明日まで耐えられない。社会に迷惑をかける息子を残して死ぬことはできない。息子を殺して自分も死ぬ」という思いだったと語った。

 その後、警察署で母親とは別々の部屋で取り調べを行った。しばらくすると、母親の取り調べを行っていた女性警官がユージの部屋に入ってきた。女性警官は、顔を真っ赤にして「あんた目を覚ましなさい!」と叫んだという。そのときの気持ちについてユージは「1人の子どもを守りたいお母さんに見えて、初めて大人の言葉が心に響いた」と明かした。番組内では、ユージが改心した驚きのきっかけを明かす一幕もあった。

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(4枚)