2019年に結成され、これまで数々のヒット曲やコラボレーション、世界的興行を成功させている音楽ユニット「YOASOBI」(ヨアソビ)。2025年のNHK紅白歌合戦にはメンバーのikuraさんがソロ名義(幾田りら)での初出場が決定するなど、個人での活躍も著しい2人について紹介していきます。
目次
- YOASOBI(ヨアソビ)とは?
- グループ名の由来
- 公式ファンネーム
- YOASOBIメンバーのプロフィール
- コンポーザー:Ayase(アヤセ)
- ボーカル:ikura(イクラ)
- YOASOBIの主なリリース曲
- YOASOBIの公式SNSなど
YOASOBI(ヨアソビ)とは?
コンポーザーのAyaseさんと、ボーカルのikuraさんによる「YOASOBI」は、ソニーミュージックが運営する小説・イラスト投稿サイト「monogatary.com」から誕生した、“小説を音楽にする”ユニットです。従来のバンドやグループとは異なり、「原作となる物語」が存在し、それを楽曲や映像へと昇華させていくという、非常にユニークなコンセプトで結成されました。
2019年11月に公開された第1弾楽曲「夜に駆ける」は、星野舞夜さんの小説『タナトスの誘惑』を原作として制作されました。この曲は、TikTokをはじめとするSNSでのバイラルヒットをきっかけに爆発的な人気を博し、Billboard JAPANの年間チャートで首位を獲得するなど、デビュー曲にして日本の音楽シーンを塗り替える社会現象を巻き起こしました。
2020年以降、コロナ禍においてデジタル配信を中心に急速に支持を広げ、同年末の『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たします。角川武蔵野ミュージアムからの中継で見せた圧倒的なパフォーマンスは、幅広い世代にその存在を強く印象付けました。その後も、アニメ『【推しの子】』の主題歌となった「アイドル」が、米ビルボードのグローバル・チャート(Global Excl. U.S.)で日本語楽曲として史上初の1位を獲得するなど、現在は世界的なポップアイコンとしての地位を確立しています。
YOASOBIの活動を支えているのは、ボカロPとして培われた緻密な構成力を持つAyaseさんのソングライティングと、透明感がありながらも豊かな表現力を誇るikura(幾田りら)さんの歌声です。また、楽曲ごとに異なる気鋭のクリエイターが手掛けるミュージックビデオや、直木賞作家とのコラボレーション企画など、音楽の枠を超えたクリエイティブな挑戦が、常に大きな話題を呼んでいます。
グループ名の由来
YOASOBIは、もともとAyaseとikuraがそれぞれソロ活動をしており、それが「昼の顔」で、もう1つの「夜の顔」としてYOASOBIを行うという意味で、遊び心や楽しむことを大切にしたいという思いで名付けられたそうです。
公式ファンネーム
YOASOBIの公式ファンネームは2025年現在つけられていないようですが、2025年10月にリニューアルされた公式ファンクラブ名「YOA'S(ヨアーズ)」がファンネームの1つとして徐々に浸透しつつあるようです。
YOASOBIメンバーのプロフィール
ここからは、YOASOBIのメンバー2人のプロフィールを紹介します。
コンポーザー:Ayase(アヤセ)
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本名: 非公表
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生年月日: 1994年4月4日
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出身地: 山口県
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血液型: A型
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MBTI: ENFP(広報運動家)
YOASOBIの全楽曲の作詞・作曲・編曲を手掛ける司令塔。16歳からロックバンドのボーカルとして活動していましたが、2018年にニコニコ動画などで「ボカロP」として活動を開始。2019年に発表した「ラストリゾート」で初の殿堂入り(10万回再生)を果たしました。緻密に計算されたキャッチーなメロディと、物語の世界観を鮮やかに描き出すサウンドメイクが最大の特徴です。性格は非常にストイックで、ファンからは「アニキ」的な存在として慕われる一方、大のコーラ好きという親しみやすい一面も持っています。
ボーカル:ikura(イクラ)
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本名: 幾田 りら(いくた りら)
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生年月日: 2000年9月25日
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出身地: 東京都
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血液型: A型
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MBTI: ISTJ(管理者)
透明感あふれる歌声と、楽曲の主人公を演じ分ける高い表現力を持つボーカル。幼少期をシカゴで過ごし、中学時代からシンガーソングライター「幾田りら」として活動を開始。アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーとしても活動していました。AyaseさんがInstagramで彼女の歌唱動画を見つけたことが、YOASOBI結成のきっかけとなりました。性格はAyaseさんいわく「ふわふわしているようで芯が強い」。好きな食べ物は唐揚げ。その愛らしいキャラクターと、歌い出した瞬間のギャップで世界中のファンを魅了しています。
YOASOBIの主なリリース曲
「夜に駆ける」(YOASOBIの原点であり、時代の象徴)
2019年に発表された記念すべきデビュー曲。星野舞夜さんの小説『タナトスの誘惑』を原作としています。ピアノが跳ねるようなアップテンポでキャッチーなメロディとは裏腹に、歌詞には原作小説が持つ「生と死」という重厚なテーマが内包されています。この「明るいサウンドと切ない(あるいは衝撃的な)物語」というコントラストが、デジタルネイティブ世代を中心に爆発的な支持を得ました。ストリーミング時代の幕開けを象徴する、歴史的一曲です。
「群青」(葛藤する表現者の背中を押す、至極の応援歌)
漫画『ブルーピリオド』にインスパイアされた楽曲で、自身の「好き」を貫こうとする人の葛藤と希望を描いています。合唱パートが取り入れられており、聴く人を包み込むような圧倒的な多幸感とスケール感が魅力です。ikuraさんの力強い歌声が、夢を追う中で感じる不安や孤独を優しく肯定してくれます。「ありのままの自分」を表現することの美しさを歌った歌詞は、学生から社会人まで多くの人の心に響き、合唱曲やCMソングとしても広く親しまれています。
「アイドル」(世界を席巻した、J-POPの到達点)
アニメ『【推しの子】』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。赤坂アカさんの書き下ろし小説『45510』を原作としています。アイドルの「光と影」を描いたこの曲は、ヒップホップ、ダンスミュージック、ゴスペルなど、多彩なジャンルが目まぐるしく入れ替わる挑戦的な構成が特徴です。米ビルボードのグローバル・チャートで首位を獲得するなど、文字通り「世界的なメガヒット」となりました。ikuraさんの巧みな歌い分けと、Ayaseさんの圧倒的な編曲スキルが融合した、YOASOBIの「究極」を体現した一曲です。
YOASOBIの公式SNSなど
公式サイト:https://www.yoasobi-music.jp/
公式X:https://x.com/YOASOBI_staff
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCvpredjG93ifbCP1Y77JyFA
公式Instagram:https://www.instagram.com/yoasobi_staff_/

