■激動のスケジュールと、変わらぬ信念
安野氏の日常は、まさに分刻みだ。超党派の勉強会に向かうために走って移動し、夜はYouTubeの撮影やテレビ収録が控える。「1日中休みという日はほとんどない」という。なぜそこまで働けるのか。
「(働くことが)割と楽しいタイプ。スタートアップをやっていた時も当然忙しかったし、昔働いてた時も別に休みもあるようでないみたいなものがずっと続いていた。そこはそんなに変わっていない」。
職種は変わっても多忙さは変わらない。その中で、テクノロジーを使って何かに挑もうとする姿勢も変わらない。
「あまり職業のラベルで、このラベルをこうしたいというものはないが、その一方でずっとやってきていることは、テクノロジーを通じて何らかの問題解決すること。ソフトウェアエンジニアもそうだし、起業家としても、実はSF作家としてもやってきたこともそんな変わっていない。テクノロジー通じて未来を考えること自体はそんなに変わらずやっていく」。
ある日、総務委員会での質疑を終えた安野氏は、事務所に戻るとコンビニのカップラーメンをすすりながら、すぐさま次の打ち合わせや来客対応に追われていた。その後、自らの質疑を自ら実況解説するYouTube動画の撮影を開始する。そこまでして、政治家は多忙な日々を送ってまで務めるものなのか。
「我々は基本的に有権者からの評価が成績表。本当にどれだけ成果を出してるのかは有権者の方の判断。真摯にどういう風に捉えられてるのかは見ながら頑張っていきたいなと思いますね。2026年もたぶん、結構激動の年だと思う。それは世界情勢もそうだし、AIの進歩もリアル経済にヒットしてくる。その中でチームみらいができることも間違いなくたくさんある。そこを全力でやりたい」。
(『ABEMA Prime』より)

