
都内にある神社で、さい銭箱の上に高さ約1メートルの「おかめの面」を発見!観察すると穴の開いた目や鼻、口からさい銭を入れる参拝者の姿が…。
一方、静岡県で発見したのは、離れると見えなくて、近づくと“竜の顔”に見える青信号。答えにつながるヒントは、一つ手前の交差点にありました。
さらに、千葉県の自動販売機で売られていたのは「冷やし100円玉」!?とっても便利なワケがありました。
さい銭箱に巨大おかめ
江戸時代から続く、開運と商売繁盛を願う「酉の市」が有名な「鷲神社」。祭りを前にしてあるフシギなものに参拝者が集まっていました。
巨大なおかめが置かれていたのは、ナゼかさい銭箱の上。観察していると、参拝者が鼻や頬をナデナデ。ナゾの行動には意味がありました。
高さ約1メートルのおかめのお面。横にさい銭を入れるスペースはありますが…。
参拝者(40代)
「目もいける、口もいける。じゃあ食べるの好きだから口にしようかな」
さらに…。
参拝者(50代)
「鼻から入れてみよう」
穴が開いている鼻や口、目からさい銭を入れる人が続出。穴を通して入れると、願いが通りやすいと参拝者の間で話題なんだとか。
参拝者がナデナデ?
フシギな光景は他にも…。
参拝者
「(Q.どこをなでた?)ほっぺ。ほうれい線」
「なでおかめ」と呼ばれる巨大な面。しかも、皆さん触れる部位が違います。実は、部位によって異なるご利益があると江戸時代から言い伝えられているんです。
ママ友とやってきた女性は、鼻とおでこをナデナデ。その理由は…。
参拝者(50代)
「金運をあげたいです。あと子どもも来年(大学)受験。100万円くらいはかかる」
鼻は“金運アップ”。おでこは頭が良くなると言われ、合格祈願の参拝者がなでていました。スペインから来た女性は、左頬をナデナデ。その願いは…恋愛成就と言われる左頬をなで、無事結婚できることを願っていました。
スペインから(20代)
「お金がたまったら結婚したいけど、私は今無職で、彼氏は最近働き始めたばかりなんです」
一方、右頬をなでる60代の男性は…。
参拝者(60代)
「私ちょっとがんを患いまして。年に1回ぐらい定期検診を受けている」
右頬は健康運でした。しかし、それに勝るとも劣らない願いがありました。左頬をなでる男性はこう話しました。
「今までずーっとフラレてばっかりだった」
「(Q.今、意中の女性がいる?)います。40代の女性」
参拝者のさまざまな願いを託される、なでおかめ。それにしても、なぜさい銭箱の上に置くのか?
鷲神社 権禰宜 宮本智晴さん
「江戸時代、おかめさんの面が神社に納められた。さい銭箱の上に置けば皆様に触っていただけるかなと」
取材中最も多くなでられていたのは金運アップとされる鼻でした。実は、鼻の穴、元々はさい銭が入らないサイズでしたが、多くの参拝者がねじ込んだ結果、十分な大きさになったといいます。
青信号に模様?重要な役割とは
続いてやって来たのは静岡県浜松市。よく見てみると、青信号が“竜の顔”に見えるような…?黄色や赤は普通ですが、ナゼか青だけ。追跡すると、重要な役割がありました。
東名・浜松西インター近くにある、片側2車線の大通りに設置された信号機。
しかし、70メートルほど離れてみると信号は青のはずなのに黒く見えます。
遠いと見えなくなり、近づくと竜の顔のような模様が浮かぶナゾの信号。車から見ると、近づくにつれ模様がどんどん変化していきます。一体、ナゼこんなことに?
街の人はこう話します。
浜松市民(80代)
「(Q.何に見える?)竜に見える。子どもが『何かに見える』と言っていたような気がする」
「(Q.理由はご存じですか?)全然知らん。地元の人も全然知らない」
地元では有名だというナゾの信号。しかし、理由を知る人は見つかりませんでした。
竜の顔は偶然の産物
100メートルほど離れた一つ手前の交差点で、重要なヒントを発見します。
久保田直子アナウンサー
「手前の信号機も奥の(ナゾの)信号機も青のはず。(手前の信号は)普通なのに向こうだけが変わっている。この辺りに何か理由がある」
実は、フシギな信号、手前が赤の時に重要な役割を果たしていました。
静岡県警によると、手前の赤に気付かず、奥の青信号に従って交差点に誤進入することを防ぐため、手前からは青信号が見えないようにしているといいます。
離れると見えず、近付くと青が見える仕組みは、「ルーバー」と呼ばれるブラインド状の格子を信号の前につけているからでした。
竜の顔は、信号機のドットに、横に伸びるブラインドがかかることで現れた、偶然の産物だったのです。
2006年度に設置された「ルーバー」。この15年間で信号無視による事故はわずか1件だといいます。
何のため?100円で100円を売る自販機
一方、千葉県松戸市ではナゾののぼり旗がありました。「冷やし100円玉始めました」。一体、どういうことなのか?のぼり旗のすぐそばに自販機がありました。
100円で売られていたのは冷えた100円玉?ここで問題です。寒さが増すこの時期にもかかわらず、「冷やし100円玉」。 一体、なんのために売られているか分かりますか?
北総線、北国分駅から徒歩17分、ナゾの自販機は野菜の無人販売所にありました。
久保田アナ
「なんで私は100円で100円を買っているんだ。しっかり冷たい」
100円で出てきたのは、キンキンに冷えた100円玉。無意味に思えますが…常連客に伺うとこう答えました。
「初めて来た人は分からないと思うけど、常連客は買っている。(『冷やし100円玉』は)欠かせない」
ナゼ、冷えた100円玉が欠かせないのか。野菜が並ぶ自販機を見てみると…。柔らかさが特徴のミニ白菜は200円。さつまいもは3つ入って300円。葉っぱがメインのミニ大根は2本で150円。近くの畑で採れた新鮮な野菜が並びます。
冷やし100円玉が売られている理由。実は、この野菜の自販機にワケが…。冷やし100円玉を生み出したオーナーを直撃しました。
農園主 齊藤将暢さん(29)
「『冷やし100円玉』は『両替機』になっています。1000円札など、いろんなお金を入れて100円玉にしてもらう」
100円玉しか入らないボックス型の販売機のために、両替が必要だといいます。例えば1000円札で冷やし100円玉を購入した場合、冷えた100円玉とお釣りが900円。確かに両替できています。とはいえ、冷やし100円玉10枚の方が分かりやすい気もしますが…?
齊藤さん
「10円玉10枚だったり、50円玉2枚の場合も両替できる」
新たに両替機を買うと費用がかさむため、元々あった自販機をうまく活用したという齊藤さん。
「冷やし100円玉って何だろう?と見に来てくれる方が多くて、売り上げは上がった」
経費削減のつもりが、まさかの売上アップに。まさに一石二鳥の「冷やし100円玉」でした。
