——たくみさんもゲームなどの収録はあったと思いますが、アニメとしては久しぶりの収録となったわけですよね。
たくみ:ゲームの収録では、特に最終決戦の昭弘を演じることが多くて、声がゴツいイメージが僕の中で強くなっていたので、最初に演じたときは最終話のころの昭弘に近くなってしまったと思います。家で練習していたときも、これは当時の自分を取り戻さないとまずいなとは感じていて。
——監督から指示などはあったのでしょうか?
たくみ:監督からは優しく「おじいちゃんみたいな声だったよ」って言われましたね(笑)。テストで演じたときにスタッフさんたちの顔が見えたのですが、笑いながら「うーん」と俯いていて(笑)。やり直して演じたら「そうそうそう!」と言っていただけたので、よかったなとは思っています。
——ちょっと達観しすぎていたということでしょうか?
たくみ:幕間のお話だとはわかりながらも、力が入ってしまった結果かもしれないですね。気持ち的にはあの頃に戻れてはいたのですが、難しかったです。でも見た知り合いや友達からは「ちょうど第1期のあとの感じだったよ」と言ってもらえたので、ホッとしています。
——ほかの声優さんたちも同じように苦労されていたのでしょうか。
たくみ:話してみると、けっこう似たようなことを言っていたよね?
梅原:そうですね。8年の間の人生経験が自然と出ちゃうのだと思います。
たくみ:そうそう!
——貴重なお話、ありがとうございました!
8年の月日を経て、実際にどのように再びユージンや昭弘が演じられていったのか。役者としての苦労や現場ならではの掛け合いの一端などを垣間見ることができるインタビューとなった。
なお特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』/『鉄血のオルフェンズ』10周年記念新作短編「幕間の楔」は、2025年12月5日(金)より各配信サービスにて順次デジタルセル&レンタル配信中だ。
取材・撮影・テキスト/kato
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