気象庁によると、午前10時18分ごろ、中国地方で最大震度5強を観測する地震があった。この地震による津波の心配はない。震源は島根県東部で深さは10キロ、マグニチュードは6.2と推定されている。
5日夕方も地震が発生している。震度1、2程度ではあるが5日の午後4時43分、そして午後6時42分に同じく島根県東部で震度1、2の地震が発生している。
その後、6日の10時18分に震度5強、10時24分には震度3、10時28分には震度5弱、10時34分には震度2、10時37分には震度4、10時41分には震度1など島根県付近で地震が頻発している。
原子力規制庁によると、中国地方で最大震度5強を観測した地震について、島根県松江市にある島根原発に異常は確認されていないという。
中国地方でこれだけ大規模の地震が発生することは珍しいことなのか?
気象庁元長官の西出則武氏は「プレートの境界などから離れた内陸の地域なので、平均的にいうと少ないかもしれないが、過去を遡ってみると、この近傍で2000年に鳥取県西部地震があった。もっと遡ると、1943年にマグニチュード7.2の鳥取地震があったのでけっして地震が起こらない場所ではない」と解説。
今回の地震で階級4の長周期地震動を鳥取県西部で観測した点について西出氏は「長周期地震動は特に長大構造物、高いビルなどに影響が出やすく、遠くまでエネルギーが伝わるので、気を付けていただきたい。ただし近くでも、長周期地震動が出ないわけではない」と説明した。
今後の備えについては「最初に起こった大きい地震の後に1クラス小さい地震が起こることが平均的な形だが、今回がそうなるのか、あるいは熊本地震のようにさらに大きい地震の後続としてあるのかどうか、今の時点では見極めることはできない。少なくとも1週間はより大きな地震が起こる可能性があると念頭に置いて、いつでも対応できるような身の回りの準備をしてほしい」と注意を呼びかけた。
(ABEMA NEWS)

