序盤は王者組が老獪なタッチワークで主導権を握り、アスカの場外介入によってRHIYO側の連係が乱される展開が続く。しかし中盤、イヨにタッチが成立すると、アスカに対して得意の掌打アッパーを連打。そこから、1月4日に引退した新日本プロレス・棚橋弘至のシグネチャーホールド「スリングブレイド」を炸裂させた。
ABEMAの実況席もイヨのメッセージを汲み取ったか、「おっスリングブレイド!」と絶叫。解説の堀江ガンツも「これは引退した棚橋(弘至)選手への餞でしょうね」と呼応する。アメリカの現地実況でも、名物解説者コリー・グレイブスが「タナハシへのトリビュートの一撃」と紹介した。
ファン垂涎の展開に視聴者も即座に反応。「棚橋リスペクト」「棚橋入れてきた」と歓喜のコメントが寄せられ、現地の熱狂に対しても「実況で触れてたからなぁ」「アメリカの客もわかってるな」と、国境を越えて共有された「エースの魂」に感動する反応が相次いだ。
また海外SNSでも、イヨの「スリングブレイド」のシーンと絡めて「エースは永遠だ」「素晴らしい引退試合だった」と称える声がある一方、「棚橋を敢えて紹介するなら中邑を出して欲しかった」など複雑な声も寄せられた。
試合は終盤、リアがリップタイドでアスカを追い込み、間髪入れずにイヨがオーバー・ザ・ムーンサルトを投下。最後はイヨが場外へダイブしてカイリを排除する中、リアがアスカから3カウントを奪取し、RHIYOの機動力を活かした戦術が当たり、見事に王座奪取に成功。なおイヨは棚橋の引退当日もSNSで敬意を表明し、かつての肩書き“逸女”は彼の命名であることを明かした。「“逸女”(イツジョ)の肩書きは私の一生の宝物!」と感謝を表明し、試合でも日本のACEから魂を受け継いだ一撃が、新王者誕生への決定打となった。(ABEMA/WWE『RAW』)
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