
インフルエンザが再び猛威をふるっています。中には“1カ月で2回”感染する人も。どう対策をすればいいのか、カギは加湿器を置く場所です。
インフル「1カ月で2回感染」も
クリニックにやってきた中学生(12)。1カ月前にB型にかかったばかりですが…。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「インフルエンザAが陽性」
「すごいんですよ。ちょうど1カ月でB型、今回A型と」
B型の次は、A型に感染していました。別の中学生(14)は…熱が39℃あります。
「インフルエンザのB型が陽性です」
こちらはA型の後にB型に感染していました。
「今回はA型の後にB型のパターン。2回目のインフルエンザでちょっと驚きましたね」
2回目のインフルエンザ感染に、医師が驚く理由は。
「2回目の感染がみられる時期がいつもより2カ月ほど早い。早く流行に入ったことによる異例のパターン」
全体的に流行が早かった今年のインフルエンザ。A型の流行は本来今。B型の流行も、いつもより2カ月ほど早いそうです。
4日にクリニックに来た患者。
「インフルエンザのB型です。B型ってちょっと珍しいですよね」
「インフルエンザのB型が陽性だったんですよ」
クリニックに来た患者のうち、A型よりB型のほうが少し多かったそうです。
「インフルエンザ全体がまた少し増えてきていると現場レベルでは見て取れる。 インフルエンザB型の患者さんはこの時期としては早めの流行に入っている。インフルエンザB型の患者が増え始め、A型の患者も寒さと乾燥の中でまた少し増えている」
空気清浄機設置の学校も
再流行への警戒。にぎやかな声が響く理科室には、空気清浄機。都内の学校では常設の換気システムに加え、新たに音楽室や理科室に空気清浄機を設置しました。
青稜中学校・高等学校 青田泰明校長
「前倒し前倒しでインフルエンザがはやった。マスクの着用を促し空気清浄機を特別教室に取り入れ、水分補給、水分をとりのどを渇かさないことを伝えている」
高校2年生
「学校内ではやっていると感じた時はマスクをしている」
学校にとって今は、大事な時期。
青田校長
「学校が始まり高校3年生は受験がある。新しいものが必要であれば取り入れ、不安感を取り除きたい」
医師に聞く“加湿器の正しい場所”
とにかく予防です。
伊藤院長
「湿度が50%以下になるとウイルスが長く空気中に滞在して生存しやすくなる。さらに30%を切ると、より長くウイルスが活動しやすくなる。我々の粘膜も乾燥してウイルスを排除する機能、働きが弱くなる」
伊藤院長が勧める湿度の目安は50%から55%で、ポイントは主に3つです。一つは、加湿器の置き場所。
「カビの発生につながるので窓際はNG。部屋の隅も効果が薄いのでNG。エアコンの下で、エアコンの空気が直接当たらない、加湿器の湿気の高い空気が、エアコンの風に自然に合流できる場所」
お風呂上りのタオルを干したり、バスルームの開放もおすすめだといいます。すでに、のどが痛むなどの症状があった場合は。
「大人の方は、ガーゼマスクをして寝ると保湿効果がある。乾いた空気がのどに突き刺さるように入ってくるので、一晩で一気にのどの粘膜のダメージが進んで、感染も起こりやすくなるので、お試しいただくといいかなと」
