では、高齢者が多く集う街、東京・巣鴨ではどうなのか。街で話を聞くと、「現金派です。もう年取っていると、どこがどう払ったかわからなくなってしまうから。現金で扱った方が楽なんですよ」(70代女性)、「(クレジットカードを)持っているんだけれど、なるべく使わない。現金の方が安心して買い物ができる。使いすぎちゃう、キャッシュレスだと」(70代女性)、「クレジットカードを持って落としたら大変でしょ?だからカードをあまり持ち歩かない」(80代女性)といった声が聞かれた。
店側はどうなのか。衣料品店の店員は「(お客さんの)8割以上は現金。お店側としては、できれば現金が一番ありがたいかな。お客さんはポイント貯まるからと気軽にカードを使うけど、こっちとしてはその分手数料かかるんだけどな……と思ってしまう」と話す。
飲食店の店員も「材料費が上がっていて、値上げもできないし、かといって手数料を払うのが高い。クレジットカードもPayPayだってそれなりに持っていかれるし。なので、うちはお客さんに値上げをできない部分を現金で払ってもらいたいなというので現金のみ」と語った。巣鴨の商店街では、やや現金主義が優勢だった。
巣鴨といえば、千原ジュニアが常連客だった赤パンツの元祖「マルジ」のキャッシュレスの状況を調査した。店員は「ざっくり、大体35%ぐらいの方がキャッシュレスでお支払いになっている感じ。やっぱり現金でお支払いの方も多い。休日、祝日、土日はキャッシュレスの比率がちょっと上がる」と語った。外国人のお客も多いことから、7年ほど前から電子マネーを導入しているそうだ。
創業73年、現在巣鴨に3店舗を構え、巣鴨からは絶対に出ない経営方針を貫く。マルジの幸運を呼ぶパンツはメイドインジャパンにこだわり、巣鴨にこだわり、緻密な戦略で究極の隙間ビジネスを大成功させている。店の9割以上の商品は真っ赤だが、経営は「真っ黒 くろすけ」だった。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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