どう世帯の年収をキープするか
東京商工会議所が都内で働く若い世代に行った調査では、結婚後に子どもを持つ正社員として仕事も続ける「両立コース」を希望する女性は55.3%、結婚相手の女性に「両立コース」を希望する男性は51.9%となり、その他の「再就職コース」「専業主婦コース」を大きく上回る結果になった。
実際に寿退社を経て妻が住む都心に引っ越した30代前半の男性Aさんも「世帯における妻の収入依存が上がった。結婚適齢期で寿退社した妻の転職はかなり買い叩かれる(いつ産休をとるか分からないので)」「寿退社男子の本質は、年収の高い夫に妻がついていく過去と変わらない」と訴える。
『どう世帯の年収をキープするか』が本質と捉え、そのために、若い女性も男性も求めているのは、結婚・出産で女性が退職やパートなどに転職するよりも、どうしたら今の正規の働き方を続けられるのか、そのサポートが欲しいという実態が、地方ではまだまだ理解されていないのかもしれない。
(『わたしとニュース』より)

